2013年琵琶湖一周サイクリング大会

マーカーリスト

琵琶湖一周実走一日目 2013年5月4日

コース解説

 琵琶湖コンファレンスセンターを朝7時半に出発。
 天候は晴れ、肌寒い程度の気温。風はあまりなし。サイクリングには絶好のコンディションである。
 さて、今回はオレは先頭役を仰せつかった。いわばペースメーカ役である。ネクサス7を背負ってGPSログを取るつもりだったのでその点は都合がいいのだが、オレの自転車にはスピードメータがついていない。事前の打ち合わせでメータついてないけどええのん?ときいたら、べつにかまへんよーという返事だったので、まーメータがないもんしゃーないわなー、ということであんまし気にしないことにする。
 滋賀大の手前から路地にはいり、彦根城の周回コースを回る。まだ早朝なので観光客も少ないだろうと踏んでのコースだったが、彦根城の駐車場待ちの車列ができていた。まあ、彦根城といってもちょっと見えるだけだった。
彦根港で一回目のトイレ休憩。
 この大会のコースでは、ほぼ1時間ごとにトイレ休憩を入れている。走行2日目の後半、琵琶湖大橋を超えたあたりは休憩場所がないために2時間ほど一気に走ることになる。
 長浜の豊公園にて2回めのトイレ休憩。ここで長浜城をバックに記念撮影。
 豊公園を出発し、例年なら姉川手前の歩道のない箇所を避けるために、南浜から湖側に回りこみ、橋の手前に出るコースをとっていたが、今回は人数も少ないこともあり車道から一気に姉川を超える。
 姉川を超えてしばらくいったところから、昼食場所のみずどりステーションまでフリー走行になる。フリーの終点にはスタッフが待っていて止めている。
 道の駅みずどりステーションで昼食。好天もあって例年に無くサイクリング組が多い。ロードレーサが溢れている。
 みずどりステーションからはあえて山本山に向かって湖周道路から外れたコース。トンネルの手前で湖周道路に合流、ここからは右側の歩道を走行する。木之本の手前から川の向こう岸に渡ってるのが地図からわかるだろうか。このコースのおかげでちょっとややこしいけど国道を信号もなく渡ることができる。8号線を超えて賤ヶ岳へ向かう道に入る。
 ここからの賤ヶ岳の峠越えがこの琵琶湖一周の一番の難所である。登り坂の手前でフリー走行として、脚力のない人はここから歩いて登り、峠の頂上で待ち合わせることとなっている。
 坂を登りきったところに古いトンネルがある。照明もろくにないのでライトをつけるが、出口の光を頼りに走る。このトンネルを抜けたところが峠の頂上。高所からの北琵琶湖の絶景が迎えてくれる。向こうのほうに竹生島が見えている。苦労して登ってきたご褒美としては極上である。
 この坂を一気に駆け下りたところが飯の浦、ここからあえて国道を通らずに藤ヶ崎を通る旧道に入る。 国道に合流するあたりで工事中の脇道に逃げ、塩津の町中を抜けてあぢかまの里へ向かう。
道の駅あぢかまの里でトイレ休憩。
 ここからもう一つの難所、岩熊(やのくま)トンネルへ。これまたトンネルの入り口まで続く登り坂、といってもここまで走ってきた足にはこたえる。トンネルに入ってしまえば坂もなく広い歩道に照明もある。が、トンネルの中程に歩道側に張り出す形で避難駐車帯があるために、ぼーとして走ってるとそこに突っ込むことになる。トンネルをでたらゆるい下り坂。
 ここからしばらく走ってJR長原駅の横、西浅井町役場でトイレ休憩。
ここから琵琶湖の有数の景勝地、海津大崎へ向かう。賤ヶ岳で上から見下ろした景色を、こんどは湖面からの270度の絶景である。といっても1.5車線程度の幅に細かいトンネルが続く道、交通量はそんなに多くないもののあんまり見惚れている余裕はない。
 海津大崎からマキノの古い町並みへ。ここを抜けると、本日最後のトイレ休憩、知内浜キャンプ場である。
 トイレ休憩が終わり、宿泊地である丸三旅館へ向かう、のだが、しばらく走った後に背中が軽いのに気がつく。ネクサス7を入れたリュックをキャンプ場へ忘れてきたのだ。取りに戻ろうかとも考えたが搬送車スタッフに連絡を取ると、忘れ物に気がついて搬送車に乗せて持っていくとのこと。まあこれはこれでいいのだが、クルマに乗ってただけあってあとで経路をみると、コースが違ってたり速度トレンドがえらいことになってたりしている。ということで、ここらへんはあんまし参考にしないように。(コースはずっと湖岸沿いの旧道はしってます。速度も40キロとか60キロ出せません)
 ということで丸三旅館到着は午後4時半ぐらいだろうか。例年より1時間程度早い。こんなことなら風車村にでも寄ってもよかったんでは、とも思ったりするが、海津大崎あたりから雲が出てきていて知内浜あたりから雨粒が落ちてきていたのでそれどころではなかったということだったりする。

プロフィールマップ

GPSログ解析

開始日時2013/05/04 07:29:11終了日時2013/05/04 16:08:37
水平距離89.98km沿面距離90.74km
経過時間8時間39分26秒移動時間5時間44分25秒
全体平均速度10.5km/h移動平均速度15.8km/h
最高速度148.7km/h昇降量合計1246m
総上昇量608m総下降量638m
最高高度212m最低高度106m

琵琶湖一周実走二日目 2013年5月5日

コース解説

 丸三旅館出発は朝8時、例年では7時半には出ていたが、昨日のペースから見て、ちょっと遅い目の出発とした。
 昨日の夜中には雲も抜けていき、素晴らしい快晴。予報もお日さんのマークしかない。晴れたら晴れたで日焼けが心配だが、今日もペースが早くすすみそうだ。
 早朝の高島の街中を抜けていく。国道に出てからは右側の歩道へ、しばらく走ると湖の中に鳥居が立っているのが見えてくる。
 最初の休憩、白鬚神社の鳥居である。
 白鬚神社ではスタッフが集まって相談になる。出発時間を遅らせたもののこのままのペースで行くと昼食場所の琵琶湖大橋へは10時ぐらいに着いてしまう。どっかで時間を潰さねば、というはなしである。
 白鬚神社を出てしばらくは国道の右側の歩道を走る。しばらく走ると国道に並行する農道が出てくるのでそこへそれ、JR北小松駅の手前で湖側へと信号を渡り北小松の村落へと入る。細い道というより路地をくねくね行くといきなり白い砂浜に青い空が目に飛び込んでくる。
 北小松水泳場である。ここで休憩に入る。(時間つぶしともいう)
 琵琶湖では湖なので堤防がない。そのため町中からちょっと外れるといきなり海岸(?)に出てしまう。このギャップが面白い。
 ここをでて、しばらく走ると、比良の駅を過ぎたあたりの田んぼでヒツジとヤギを放し飼いしているところがある。そこでまた休憩。別に観光スポットというわけでもなく、農家の方が雑草取りのために飼っているという風ではあるが、一週間前の下見で回った時にヤギがいるのを見つけていたので、急遽どうぶつとふれあう時間となった。ここらあたりも、比良山脈から麓に広がる見渡す限りの田んぼという、なかなかの絶景である。
 ここからJRの線路沿いを進んでいき、志賀駅へ。ここでトイレ休憩。
 さんざ寄り道(?)していたのであんまし休憩のありがたみがない。搬送車スタッフからバナナが差し入れられる。
 ここを出ると次は昼食の琵琶湖大橋である。JRの線路沿いを進んでいき、和邇(わに)を過ぎたあたりから線路をそれ最後の難所、小野/美空町の住宅街へ入る。小高い丘のニュータウン、坂はそれほどきつくはないが、だらだらと距離が長い。これまでの湖やら田んぼから一変した景色もあって地味につらい。琵琶湖大橋へ行く国道に出るとそこはもう都会である。信号に車があふれ、コンビニにファミレス、ショッピングセンターが並ぶ。
 昼食場所の道の駅、琵琶湖大橋米プラザに到着。さんざ寄り道しても到着が11時過ぎ、腹が減らんなあ、といいながら弁当を受け取る。
 ペースが早いといってもいつまでも休憩しておくわけにも行かない。出発は12時過ぎ。琵琶湖大橋を越えていく。橋の頂上にちょっとした展望台スペースがあってそこで記念撮影。琵琶湖の東側は湖周道路とその歩道がしっかり整備されているため安心して走ることができる。マイアミ浜の手前からフリー走行。龍神さんの祠の前を抜ける道の分岐がフリーの終点。そこからすぐのところの近江八幡運動公園でトイレ休憩。
 さて、ここでも相談である。このまままっすぐ帰るとこれまた早すぎるので寄り道をどうしようか。ということでよし笛サイクリングロードから水車公園へ寄るというはなしになる。
 よし笛ロードは西の湖岸の湿地帯にそって走るサイクリングロード。うっそうとした葦(よし)の茂みからは驚くほどの虫や鳥の鳴き声が聞こえる。すぐ横の水路では水郷めぐりの屋形船が浮かんでいる。まさしく母なる琵琶湖、これが徒歩や自転車で走るしかない道であることに感謝する。
 よし笛ロードを抜けしばらく街中の路地を縫って走ると能登川水車公園に到着、ここでも休憩。
 でっかい水車が目を引くが、ここの水路で飼われている鯉のでっかいのに驚く。
 ここからはゴールのコンファレンスセンターまで一時間弱。川沿いの道を北へ、湖周道路に出る。もう向こうの方にはコンファレンスセンターの屋根が見えている。  コンファレンスセンター到着が3時半ぐらいだろうか。やっぱり早かった。

プロフィールマップ

GPSログ解析

開始日時2013/05/05 07:56:51終了日時2013/05/05 15:15:37
水平距離69.87km沿面距離70.31km
経過時間7時間18分46秒移動時間5時間07分51秒
全体平均速度9.6km/h移動平均速度13.7km/h
最高速度116.4km/h昇降量合計739m
総上昇量370m総下降量369m
最高高度157m最低高度103m